2012年
10月号
特集2
国内のものづくり現場を取り巻く環境は厳しい。
どんなトップ企業とて、その状況に変わりはない。
この逆境を乗り越えるには、
第一線で働く人たちが、自ら考え、行動し、解決する力、
すなわち「現場力」の強化が外せない。
「小変中心のカイゼン活動」が始まったのも、
まさに、そうした意識付けツールのひとつ、との狙いが強かった。
◆活動の入り口は?
それまで取り組んできた「工場クリーン化活動」の一環として。
◆「小変」の狙い
自ら「問題」に気づき、「こう変えたら、もっとよくなるのでは」と積極的に働きかけていく雰囲気を作ること。
スタートから1年強。現場には小変カイゼンが定着した。