2013年
11月号
特集2
■経済停滞を反映しない改善活動
経済の空洞化が叫ばれて久しく、国内事業所数、従事者数の減少に歯止めがかからない。
改善実績調査もそれを反映して、対象者数や事業所数はいずれも減少傾向だ。
ところが、「一人あたり」になると、違ってくる。
・「一人あたり改善件数」17.9件
・「参加率」 75.0%
いずれもここ数年、一定数で推移している。
■理由は改善活動のシンプルさか?
その最大の理由は、改善活動が究極的にシンプルな活動であることではないだろうか。
運営のための手間ひまがかからない、一般社員だけでなく、パートやアルバイトも巻き込んで展開できる間口の広さがある。